1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
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点差により5回で試合終了。 | ||||||||
Jトライブドランカーズ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | ||
宮っ子 | 4 | 6 | 1 | 0 | X | 11 |
順 | 守備 | 選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 得 | 打 | 盗 | ||
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犠打/出塁/安打/打点有 | ||||||||||||
1 | (捕) | 福元 | 三ゴ | 捕ゴ | ・・・ | 左2 | ・・・ | 一失 | ・・・ | 0 | 1 | 1 |
2 | (二) | 末冨 | 中安 | ・・・ | 四球 | 四球 | ・・・ | 遊直 | ・・・ | 1 | 0 | 3 |
3 | (投) | 高取 | 四球 | ・・・ | 四球 | ・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 2 | 0 | 2 |
H | 三 | 蔵光 | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 遊飛 | ・・・ | 中飛 | ・・・ | 0 | 0 | 0 |
4 | (中)一 | 西野 | 振り逃げ | ・・・ | 三安 | ・・・ | 三失 | ・・・ | ・・・ | 2 | 0 | 1 |
5 | (三)投 | 後藤 | 左2 | ・・・ | 中2 | ・・・ | 中安 | ・・・ | ・・・ | 3 | 4 | 0 |
6 | (一)中 | 西村泰 | 四球 | ・・・ | 三振 | ・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 0 | 0 | 1 |
H | 中遊 | 坂入 | ・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 捕ゴ | ・・・ | ・・・ | 0 | 0 | 0 |
7 | (遊)中 | 田渕 | 左失 | ・・・ | 中安 | ・・・ | 中安 | ・・・ | ・・・ | 1 | 1 | 3 |
8 | (右) | 泉 | 四球 | ・・・ | 四球 | ・・・ | 投ゴ | ・・・ | ・・・ | 1 | 0 | 1 |
9 | (左) | 中田 | 遊飛 | ・・・ | 左2 | ・・・ | ・・・ | 三ゴ | ・・・ | 1 | 1 | 0 |
選手名 | 通算成績 | 勝 敗 H S |
投 球 回 |
打 者 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
奪 三 振 |
与 四 死 球 |
暴 投 |
失 点 |
自 責 点 |
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高取 | 3勝 | ― | 2 | 9 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
後藤 | 3勝2敗 | ○ | 3 | 12 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 1 | 0 |
宮っ子は1回、相手エラーと四球からチャンスを広げ、これをきっちり得点に繋げていきなり4点を先制。続く2回にも、長短打合わせて5本を集め一挙6点。これで一気に点差を10点とし、序盤で早々とゲームを決めた。その後の得点は1点に終わったものの、今季初の二ケタ得点で圧勝した。
前の試合までは高打率をマークしていながらも、規定打席数に僅か1足らなかったため、上位の中に名前を出していなかった田渕だが、この日の試合で打席数を23に伸ばしてこれをクリア。また、そのうちヒットも2本放ち、前回までのトップ国本をかわしてバットマンレースのトップに躍り出た。
これですでにトップにいる打点と合わせて、現在三冠のうち2部門でトップ。残りの本塁打の方も1本差と十分射程圏内に捉えており、今年の残り試合を順調に消化していけば、86年バース、落合以来の三冠王も夢ではない。
その田渕を追いかける形で、この日5番に入った後藤も3安打4打点と気を吐いた。これで後藤は、打率で2位、打点でも2位と一気に数字を上げており、田渕のタイトル独占、独走態勢に待ったをかけた。
それに本人は常日頃から首位打者獲得を公言しており、その強気の発言内容からも、これから年末に向けての首位打者争いの動向には、目の離せない状態となった。
文=栗山秀樹