1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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余剰時間で9回制に延長後、時間切れにより9回表終了で試合終了。 | ||||||||||
宮っ子 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 |
レッドリー | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 |
順 | 守備 | 選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 得 | 打 | 盗 |
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犠打/出塁/安打/打点有 | ||||||||||||||
1 | (中)一 | 高取 | 三振 | ・・・ | ・・・ | 中飛 | ・・・ | ・・・ | 一ゴ | ・・・ | ・・・ | 0 | 0 | 0 |
2 | (二) | 末冨 | 四球 | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 投ゴ | ・・・ | ・・・ | 左安 | ・・・ | 1 | 0 | 0 |
3 | (一) | 田渕 | 三ゴ | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 中2 | ・・・ | ・・・ | 中飛 | ・・・ | 1 | 0 | 0 |
4 | (DH)中 | 厚地 | 投飛 | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 投犠失 | ・・・ | ・・・ | 四球 | ・・・ | 0 | 0 | 0 |
5 | (遊)右 | 西村泰 | ・・・ | 投ゴ | ・・・ | ・・・ | 左飛 | ・・・ | ・・・ | 左安 | ・・・ | 0 | 1 | 0 |
6 | (右)左 | 中田 | ・・・ | 三振 | ・・・ | ・・・ | 遊ゴ | ・・・ | ・・・ | 投飛 | ・・・ | 0 | 0 | 0 |
7 | (捕)投 | 福元 | ・・・ | 三振 | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 三ゴ | ・・・ | ・・・ | 左飛 | 0 | 0 | 0 |
8 | (左) | 鴨川 | ・・・ | ・・・ | 中飛 | ・・・ | ・・・ | 中安 | ・・・ | ・・・ | 遊失 | 1 | 0 | 0 |
9 | (投)三 | 小松野 | ・・・ | ・・・ | 中飛 | ・・・ | ・・・ | 三ゴ | ・・・ | ・・・ | 中安 | 0 | 0 | 0 |
10 | (DH)遊 | 勝部 | ・・・ | ・・・ | 中飛 | ・・・ | ・・・ | 一ゴ | ・・・ | ・・・ | 二失 | 0 | 0 | 1 |
11 | (DH) | 国本 | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 三ゴ | ・・・ | ・・・ | ニゴ | ・・・ | 三ゴ | 0 | 0 | 1 |
12 | (三)捕 | 坂入 | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 遊ゴ | ・・・ | ・・・ | ニゴ | ・・・ | 遊ゴ | 0 | 0 | 0 |
選手名 | 通算成績 | 勝 敗 H S |
投 球 回 |
打 者 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
奪 三 振 |
与 四 死 球 |
暴 投 |
失 点 |
自 責 点 |
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小松野 | ― | ― | 6 | 28 | 7 | 0 | 5 | 1 | 0 | 3 | 1 |
福元 | ― | ― | 2 | 7 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 |
宮っ子は初回に不運なヒットとエラーから2点を先制されると、4回にも2死からエラーで失点しまい3点差。攻撃は、先発の横手投手に序盤は無安打に抑えられる。しかし4回に相手投手が代わると、5回に3番田渕が中堅越え二塁打。続く厚地のバント処理をを相手投手が焦り1塁に悪送球。この間に2塁ランナーの田渕が帰りまず1点を返す。そして2点差のまま迎えた8回。1死一、二塁の場面で5番西村があと少しで逆転3ランという特大ヒットで1人を帰しこれで1点差。9回には相手のミスから同点に追いつき引き分けとなった。
今年の西村は何かが違う。西村は、不振脱出の切り札として今シーズンから梶本臨時打撃コーチと個人的に契約、二人三脚で打撃改造に取り組んできた。それがようやくここ2試合、目に見える形として表れだした。
今までの西村は三振が多いうえに腕だけでバットを振っていたため、持ち前のパワーが宝の持ち腐れとなっていた。しかし指導を受けてからは体全体を使ったコンパクトなスイングを心がけるようになり、今まで持て余していたパワーを無駄なくバットに伝えられるようになったことがこの日の一撃に繋がった。またこの日は師匠がスタンド観戦していた試合ということもあり、その嬉しさもひとしおのようだった。
今まで期待されながらもマウンドに立つことのなかった小松野がついにこの日の試合で復帰した。久々の登板ということもあり、所々でストレートが高めに浮いてしまう場面も見られたが、球の伸び、キレ自体には全く問題がなく、変化球もカーブ、スライダーと2種類を無難に投げ分けた。特に1度浮いてから沈むカーブは絶妙で周囲も大絶賛だった。またマウンド捌きでもブランクを感じさせない落ち着きを見せ貫禄十分だった。
そしてその小松野の後を受けてこれまで調整中であった福元も登板。こちらも2回を投げてまともにバットにあてられた打球は0と安定した投球振りで本来の姿を取り戻しつつある。
No.24 西村泰
☆評価ポイント・・・後一歩でHRの特大ヒットと本塁への補殺
文=栗山秀樹