1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ジャンスコン | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
宮っ子 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 5 |
順 | 守備 | 選手名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 得 | 打 | 盗 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
犠打/出塁/安打/打点有 | ||||||||||||
1 | (遊) | 後藤 | 遊ゴ | 左飛 | ・・・ | 遊直 | ・・・ | ・・・ | 一ゴ | 0 | 0 | 0 |
2 | (中) | 高取 | 四球 | ・・・ | 右本 | ・・・ | 四球 | ・・・ | 三振 | 2 | 1 | 0 |
3 | (三) | 西野 | 死球 | ・・・ | 三失 | ・・・ | 左飛 | ・・・ | 三振 | 1 | 0 | 1 |
4 | (捕) | 厚地 | 投失 | ・・・ | 投犠打 | ・・・ | 中飛 | ・・・ | ・・・ | 1 | 0 | 1 |
5 | (二) | 西村泰 | 右安 | ・・・ | 三失 | ・・・ | 三振 | ・・・ | ・・・ | 1 | 1 | 0 |
6 | (一) | 田渕 | 投ゴ野選 | ・・・ | 投ゴ | ・・・ | ・・・ | 三振 | ・・・ | 0 | 0 | 0 |
7 | (左) | 鴨川 | 三失 | ・・・ | 三ゴ | ・・・ | ・・・ | 三振 | ・・・ | 0 | 0 | 0 |
8 | (右) | 中田 | 三振 | ・・・ | ・・・ | 三振 | ・・・ | 三振 | ・・・ | 0 | 0 | 0 |
右 | 泉 | ・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ | ・・・ | 0 | 0 | 0 | |
9 | (投) | 福元 | 遊安 | ・・・ | ・・・ | 遊ゴ | ・・・ | ・・・ | 右2 | 0 | 1 | 0 |
選手名 | 通算成績 | 勝 敗 H S |
投 球 回 |
打 者 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
奪 三 振 |
与 四 死 球 |
暴 投 |
失 点 |
自 責 点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
福元 | 1勝 | ○ | 7 | 29 | 3 | 0 | 3 | 3 | 0 | 2 | 1 |
宮っ子は1回裏1死一、二塁からピッチャーの悪送球で先制。続く西村のセカンドへの平凡なあたりはぬかるんだグラウンドでイレギュラーするラッキーなタイムリーヒット。その後にも相手のミスと内野安打で2点を追加し初回に4点のリードを奪う。
その直後の2回表に無死満塁とこの試合最大のピンチが訪れるが、ここを福元が犠牲フライの1点に抑えると、その裏に高取が再びリードを4点とするソロホームラン。この後は福元が相手強力打線を1点に抑える力投を見せ、5−2で逃げ切った。
宮っ子優勝投手の福元が復活勝利を挙げた。去年はイニング数ではチーム1だったが、それが結果に結びつかずに苦しみ。そのため今年はシーズンの初めから捕手兼任で調整を続けてきた。そして6/1の練習試合で2回を1安打と上々の感触をつかみ、この試合は自ら志願しての先発。背水の陣で望んだ。
久々の公式戦マウンドの緊張からか立ち上がりこそ高めに浮く危ないボールが見られたが、それ以降は、早い回での4点リードで心の余裕もでき、厚地の要求どおりに高低、コース、緩急を巧く使い分けて内野ゴロの山を築いていった。最終回にやや変化球のキレが悪くなり、2死二、三塁一発出れば同点という危ない場面もあったが、最後は気力でショートフライに打ち取った。
2回先頭打者として打席に立った高取が初球の内角低めのストレートに迷わずバットを出すと、完璧に捉えられた打球は高く上がり、大きな放物線を描いてライトスタンド上段へ。本人が「今まで打ったことないようなあたり」と言うほどの超ど級特大アーチとなった。
これでホームランは早くも今季通算第3号となり、シーズン前の目標である5本を前半戦でクリアする可能性が出てきた。今後は相手チームの警戒も強まるだろうが、そんな状況下でどれだけホームランを量産していけるのか、真価が問われそうだ。
No.5 福元
☆評価ポイント・・・7回完投、2安打1打点
文=栗山秀樹