試合経過

１回表

四球と右前安打で１死一、二塁とするも、後続が倒れ無得点。カジーンウェル選手はヒット出さずに500円出す。期待のカジマティは次の機会。0-0

１回裏

四死球と安打で無死満塁とされるが、４番打者は遊ゴロに打ち取り本塁封殺。５番打者、６番打者は三振と二飛に抑え無失点。0-0

２回表

三者凡退。この試合の下位打線は8-0。５回の内３回弱の攻撃を捨てんのはあかんやろと反省。0-0

２回裏

三者凡退。0-0

３回表

１死から１番コウサカが左翼越え三塁打で出塁するも、内野ゴロ２本でチャンスを生かせず。革手を新調したスギポンの当たりは良かったけど、残念ながらピッチャー真正面。0-0

３回裏

１番打者から始まる攻撃。エラーと四球で無死一、二塁。ここで３番打者には右翼越え二塁打を許して１失点。続く４番打者は三塁線ゴロで、離塁した三塁走者をタッチアウトにしたものの、そのあとの一塁への送球が逸れ、さらに盗塁も絡められて、なおも二、三塁のピンチは続く。しかし５番打者の遊ゴロで、再度飛び出した三塁走者を挟殺で２死とすると、６番打者は二ゴロに打ち取り、ピンチが連続した３回は最少失点で乗り切る。0-1

４回表

四球と左前安打で無死一、二塁とするも、後続は三者凡退で無得点。事前打ち合わせでリュウに判断を丸投げしたけど、やっぱり、リュウんとこで強制バントやったんかな・・・。0-1

４回裏

三者凡退。0-1

５回表

２死から２番スギポンがエラーで出塁。初球エンドランを仕掛けるも、投球が高く浮き、結果的にスギポンの単独スチールに。キャッチャーからの送球はアウトのタイミングだったが、スギポンの内に回り込む好スライディングで盗塁は成功。すると、直後の２球目を３番ユウジクンがとらえて右中間を破る同点適時打。イケイケのユウジクンは積極走塁で三塁を狙ったが、中継に入った二塁手からどストライクの返球が来てあえなく廃車。この回の攻撃は同点止まりで終える。1-1

５回裏

審判から『この回長引いたら終わり』宣告。この試合三度目となる先頭の１番打者の出塁を失策で許すと、続く２番打者に初球をセンターバックスクリーンに運ばれる２点本塁打。このあとは誰が見ても分かるぐらい明らかにアリタの集中が切れ、死球、ヒット、リュウのバンザイアタックなど、諸々できっちり回を長引かせて、２点追加されたところで主審から試合終了のコール。1-5xというわけで、久々の準々決勝へのチャレンジは、こんな感じで敗れました。それにしても、同点や接戦でのあの宣言は悪魔の囁き。

独断で選ぶMan of the match

No.23  藤原
☆評価ポイント・・・落ち着き以外は完璧

文＝栗山秀樹